Tony Royster Jr. / ASAP Japan Tour 2008

まだ当Blogでもきちんとご紹介が出来ておりませんでしたTony Royster Jr. / ASAP Japan Tour 2008です。6月のLA出張で全てが始まりました。Terry Bozzio氏との打合せで、Drum Channelを訪問した3日間の中日に、Terry BozzioとTony Royster Jr.のビデオ収録が行われました。このスペシャル企画の場に居合わせることになったのをきっかけに、Terryの推薦、そしてDrum Channel指揮官であるDon Lombardi氏の推薦で若き天才ドラマーTony Royster Jr.を呼ぶことが決まりました。TerryとTonyの演奏風景はDrum Channelよりビデオクリップが入手で来次第、ご紹介いたしますが、まるで演奏内容を打ち合わせることもなく始まったこの2人のデュオは素晴らしいものでした。

ドラムセット自体は大きいものと小型のものいずれもTerryのセットだったわけですが、とにかくTerryの巨大セットを自由に叩き音楽を作れるドラマーはTerryにとってもDonにとっても初めて！

Terryも終演後思わず脱帽状態でした。

Tonyのプレイを知って頂く為にはとにかく彼の12歳の時のTony Williamsに捧げたドラムソロ演奏が、あまりにも衝撃的です。当Blog読者の方はすでにご覧になられているとは存じますが、まだの方の為に・・・

http://www.metacafe.com/watch/1173/tony_royster_jr_drum_solo

そしてあとDennis Chambersとのデュオのこれも印象的です！

http://www.tonyroysterjr.com/tony-common-ground-video.htm

Tonyは宇多田ヒカルのツアーで来日済みで、そのセンス、力量の片鱗は紹介されているわけですが、自己のバンドでの来日で今回はその“数十年に一人”・・・的な天才のヴェールが完全に脱がされるツアーとなります。Tonyはヒップホップ界の超大物Jay Zともツアーを回っており、音楽的にも超ワイドレンジ。

Tonyのバンドはキーボード2人、ギター、ベースでの5人編成。へヴィなものからファンクまで間口の広い本格インスト･バンドです。＆ForestのWEBに近々1曲サンプル音源アップの予定です。ぜひともこの若き天才のサウンドをお楽しみ頂きたいと思います。DennisやTerryと供に、弊社でもこの稀なる才能を応援して行きたいと思います。