2009年6月21日日曜日

UKZ~Alex Machacekツアー終了

◆79年6月のUK来日公演から丁度30年ぶりのアツーとなったUKZのジャパン・ツアー、そしてUKZのギタリストを務めたAlex Machacekのジャパン・ツアーが無事終了しました。ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。

UKZの公演は九段会館、名古屋Bottom Line、大阪BIGCAT、そして東京に戻りSTB139と計3都市4会場で行われました。

70年代にはプログレッシヴ・ロックのキーボードと言えば、その台数、機材の量も目を楽しませてくれる部分がありましたが、今回のEddieのキーボード機材は、一見至ってシンプル。但しその心臓部にあたる部分は、専門家がまる4か月を費やしてプログラミングして組み上げたコンピューター機材で、各会場でのコンサートの準備上も、このコンピューター機材のセットアップと正常な起動がもっとも時間のかかる部分でした。

写真は、来日直後そのコンピューター機材の立ち上げ、諸々確認をしているところです。専用にホテルの部屋を借りてエンジニアがまる2日間、機材の総点検をしました。

九段会館は大変歴史のあるホール。これを皮切りにツアーは名古屋、大阪、最終の東京STB139と4連続で行われました。演奏された曲目は下記の通りで、新旧取り混ぜ、またEddieを含めそれぞれのプレーヤーを適度にフィーチャーしたコーナーもあるバランスの良いものでした。



九段でのグリーティング



名古屋公演





大阪公演



STB139ではUKのコピーバンドUn Knownで“Eddie役”を務める美ノ辺純子さんがゲスト出演してシーザース・パレス・ブルースが演奏された。

30年と言う長い月日、表舞台に出ていなかったEddie Jobsonだが、54歳となった今でも素晴らしい輝きを放っていた。今後の動向は大変気になるところだ。
◆このUKZに次いで行われたのが、UKZでもスーパー・プレイを存分に見せてくれたMarco MinnemannとKai Eckhardtを率いてのAlex Machacekのツアーだ。計算されたUKZとは対照的に自由奔放なスタイル。顔を見合わせ、お互いの動きを探り合いながらの“対話”のような演奏が随所に見られたが、これはこれで素晴らしい音楽の在り方と言えよう。Alexとの相談で今回のツアーよりLIVE盤の発売を検討中だが、CDを発売し、同じトリオでの今後の活動にもぜひ期待したい。



写真は全て最終名古屋公演より
&Forest Music

1 件のコメント:

さかき さんのコメント...

UKが今年来日したこと、この年末までまったく知りませんでした。とっても悔しいです。学生の時に見たあのライブが忘れられません。

また、来年呼んでください。